『ドラゴンボール』の地球にある数々のスポットに焦点をあてて紹介する地球紀行シリーズ。今回は中央大陸から南西に突き出た半島に建つ、占いババの宮殿とその周辺を紹介いたします。

砂漠の湖に建てられた宮殿です。孫悟空はレッドリボン軍を壊滅させたあと、レーダーに写らないドラゴンボールを探すために訪れました。中央の闘技場のほか、内部には毒の沼で満たされた試合場「悪魔の便所」があります。占いババはあの世から武術の達人をスカウトして客と闘わせ、客が勝てたら占いの料金を無料にしています。悟空たちも料金を支払えず闘うことになり、死んだはずの育ての親・孫悟飯（じっちゃん）と1日だけ再会することができました。

主な関連人物

〇占いババ
亀仙人の姉で、百発百中の占い師です。占ってもらうためには、1000万ゼニーを支払うか、占いババが選んだ5人の選手と格闘の勝ち抜き戦で勝つ必要があります。

〇孫悟飯（じっちゃん）
悟空の育ての親です。占いババの力で1日だけこの世に戻り、悟空と闘ってその成長を喜んでいました。

〇ドラキュラマン
占いババの選手のひとりで、ムエタイ式キックボクシングの使い手です。吸血攻撃でクリリンを倒しましたが、プーアルとウパの頭脳作戦でやられてしまいました。

〇スケさん
占いババの選手のひとりで、透明人間です。見えない姿を生かしてヤムチャを追いつめますが、亀仙人の噴出した鼻血をかぶってしまい、その姿をあらわにしました。

〇ミイラくん
闘う干物の異名を持つ、占いババの選手のひとりです。パワー、スピードともにヤムチャを圧倒しますが、悟空には一撃で倒されました。

〇アックマン
天下一武道会で2度の優勝経験を誇る、占いババの選手のひとりです。地獄生まれの正真正銘の悪魔で、受けた者の悪の心をふくらまして爆発させる、アクマイト光線の使い手です。

周辺にあるものや場所

○ピラフとの決闘地点（占いババの宮殿の南）
占いババの宮殿から200キロほど離れた場所です。ピラフ一味は一星球を特殊ケースに入れ、ドラゴンレーダーに映らないようにしていました。

〇ナムの村（占いババの宮殿の北西）
第21回天下一武道会の出場者であるナムの故郷です。自給自足の生活を送っていますが、水不足に悩まされていました。

いかがだったでしょうか。この一帯は荒れ果てた地や砂漠が多く、人が住むのにはあまり向いていない土地のようです。ちなみに、ピラフとの決闘地点は、作中に描かれたなかでは、もっとも南西の端に位置しています。

それでは、次回もお楽しみに！