『ドラゴンボール』の地球にある数々のスポットに焦点をあてて紹介する地球紀行シリーズ。今回は天高くそびえる塔とそれを守護する者が住む「聖地カリン」周辺をご紹介いたします。

自然あふれる緑豊かな土地で、木々に囲まれて聖なる塔「カリン塔」がそびえ立っています。自力で塔を登りきった者には、頂に住む仙人から力を何倍にもする聖水が与えられるという伝承があり、邪悪な者から塔を守ることを一族の使命とするボラやウパがこの地で暮らしています。
そしてカリン塔のさらに上には神様の神殿があります。如意棒を伸ばしてつなげることで行けるようになり、神殿の最下層には、地球の1日分の時間で1年分の修業ができる特別な空間、精神と時の部屋があります。

主な関連人物

〇カリン
カリン塔のてっぺんに住む、猫の仙人です。武術の達人で、亀仙人の師匠でもあります。じつは犬が苦手という、可愛らしい一面も持っています。

〇神様
人々の勇気と希望のため、ドラゴンボールをつくりました。のちにピッコロと融合し、地球の神を退きます。

〇ボラ
昔から聖地カリンを守ってきた一族のひとりです。桃白白によって殺されてしまいますが、孫悟空がドラゴンボールを集めて神龍に願い、生き返ることができました。

〇ウパ
ボラの息子です。クリリンが女の子と間違うくらい可愛らしい男の子でしたが、悟空たちが魔人ブウと闘う頃にはたくましく成長しており、元気玉をつくることに協力しました。

〇ヤジロベー
もとは風来坊でしたが、悟空を背負ってカリン塔に登ってからは、塔に居着いたようです。カリン様のメッセンジャーボーイとして、悟空たちに仙豆などを届けていました。

周辺にあるものや場所

〇ブウとの戦闘地点（聖地カリンの南）
精神と時の部屋からでてきたブウとゴテンクスが闘った土地です。両者の闘いの影響で、一帯は焦土と化してしまいました。

いかがだったでしょうか。カリン塔や精神と時の部屋は、修業に向いた場所でもあったため、悟空とその仲間が頻繁に訪れています。ちなみに神様の神殿は、地上から離れているためか、魔人ブウとの闘いのときに悟空の仲間たちや家族が、避難場所として身を寄せていましたね。

それでは、次回もお楽しみに！