2021.08.20
DBオフィシャルサイトグルメ担当ライターがお届けする【ドラゴンボール×食コラム】。今回は、前後編の二本立てで、「キャラ弁」によるドラゴンボール名シーン再現をお届け。人気キャラ弁作家のりゆさんにお願いして、『ドラゴンボール』を題材に4つのキャラ弁を作っていただきました。
前編ではキャラ弁の説明をしつつ、2つの名シーン再現をご紹介。後編ではりゆさんのインタビューとあわせて、2つの名シーン再現をお届けします。『ドラゴンボール』の世界をリアルに表現しながらも、彩り豊かでとても美味しそうな傑作にご注目ください!
そもそも「キャラ弁」とはどういうものなのでしょうか。お弁当の見た目を楽しく飾る「キャラ弁」ですが、その歴史は1930年代にまで遡るそうで、子どもが喜ぶためや嫌いなものも進んで食べるための工夫が発端となりました。キャラ弁と聞くと「たこさんウィンナー」や「うさぎりんご」などが思い浮かぶ方も多いと思います。
ところが近年「キャラ弁」は大きく進化しています。あらゆる食材を用いて工夫を凝らし、人気のあるアニメやゲーム・漫画の登場キャラクターやメカ、名シーンなどを再現しているものも多く、それはもはや単なる「料理」や「弁当」の域を超えた、立派な芸術作品です。さらにInstagramやTwitterといったSNSの普及も相まって、人気キャラ弁作家も多数活躍しているほど「キャラ弁」への注目度は高まっています。
それでは、人気キャラ弁作家のりゆさんが作成した『ドラゴンボール』の名シーン再現キャラ弁をみていきましょう。
まず初めにご紹介するのは、永遠のライバルである悟空とベジータが初めて対決したシーンを再現したお弁当です。今回の4つのキャラ弁のなかでも、りゆさんがもっとも作るのに苦労した力作です!
立体的に表現された悟空とベジータの迫力はさすが!!
2つのお弁当箱をどう並べるかで名シーンを自分なりに演出できるというオマケも!?
当初は「切った海苔を用いてシンプルに作ろう!」と思っていたそうですが、「パンチに欠ける」と半立体で作ることに。悟空とベジータは、はんぺんとマッシュポテトで表現しました。
髪の毛は「単体で使うより色合いがよくなるから」と海苔と昆布をダブルで使用し、 ボディの部分は藻類やハーブ由来の着色料で色を付けたマッシュポテトで作られています。
表情に用いる細い線を含め、海苔で作った顔のパーツは5mm以下で、それらを切り出すだけで5回以上もやりなおしたそうです。
「何度もやり直し、打ちのめされそうになった顔の海苔切りをぜひ見て!!」
レシピ
■材料
【ベジータ】
背景部分:肉巻きパプリカ、海苔入り卵焼き、ナポリタン、ブロッコリー、かつお節ごはん
キャラ部分:はんぺん、海苔、昆布、マッシュポテト(青)、黒いコッペパン、はんぺん
【悟空】
背景部分:とうもろこし、ハンバーグ、エビマヨソテー、ブロッコリー、かつお節ごはん
キャラ部分:はんぺん、海苔、昆布、マッシュポテト(青・オレンジ)
■作り方
①顔パーツ・髪の毛・文字を海苔と昆布を切って作る。
②はんぺんで全身の大まかな土台を作る。
③じゃがいもを茹でてマッシュ。
④③で作ったマッシュポテトに塩・マヨネーズを加え味を整えつつなめらかになるまで混ぜる。
⑤食用色素を少量混ぜて青とオレンジ色にする。
⑥はんぺんをカットして顔の部分を作る。
⑦形を整えたらカットしていた顔のパーツを貼り付けていく。
⑧マヨネーズとケチャップを混ぜたもの(肌の色)を顔に塗っていく。
⑨髪の毛をつける。
⑩洋服部分をマッシュポテトで立体的に成型していく。
→全体的なバランスを整えて完成!
世界中のドラゴンボールファンに向けてキャラ弁を発表するにあたって、「お寿司」を思い浮かべたりゆさんは、フリーザ様の頭のフォルムにも近い手まり寿司でフリーザ様を華やかに囲うデザインを考えてくれました。 手まり寿司は、京都の舞妓さんが口紅などを気にせず食べやすいようにと生まれた一口サイズのお寿司なので、食べやすさも抜群です。
ⓒバードスタジオ/集英社・東映アニメーション
7個のドラゴンボールをイメージした手まり寿司に囲まれ、不敵な笑みを浮かべるフリーザ様。
フリーザ様の部分には里芋と紫芋が使われています!!
フリーザ様の素材には「あまり使わないもので作りたい」と、里芋と紫芋を用いているそうです。
特に大変だったのは、白と紫の境目をきれいに作ることで、この作業にもっとも集中したとのこと。里芋にマヨネーズを混ぜた“白すぎない白”がいい感じにフリーザ様を表現しています。里芋とマヨネーズはねっとり感が非常にマッチして美味しいそうです。
また、気になる紫の部分はじゃがいもよりの味でほんのり甘いようで、白と紫の部分を混ぜてたべても美味しいとのこと。
ちなみにまわりに並ぶ7つの手まり寿司は7個のドラゴンボールをイメージしており、「ドラゴンボールを全部集めて、身長を5cm伸ばしたい!」というフリーザ様の願いを込めているとのことです。
「マッシュした里芋ってすごく美味しいんですよ!ぜひ食べてみて欲しいです!」
レシピ
■材料
背景部分:手毬寿司(いくら、鯛、たまご、サーモン、イカ、マグロ、ブリ)
キャラ部分: 里芋、紫芋、海苔(顔のパーツ)
■作り方
①紫芋と里芋を茹でる。
②茹でた紫芋と里芋をそれぞれマッシュ。
③②で作った里芋のマッシュポテトに塩、マヨネーズを加えなめらかになるまで混ぜる。
④フリーザの形を作っていく。
⑤顔のパーツを海苔で切る。
⑥顔のパーツを貼り付ける。
目は薄くスライスしたはんぺんに海苔を張り付けてから使う。
⑦食用色素赤で目を赤くする。
→全体的なバランスを整えて完成!
前半では「悟空 VSベジータの初対決」「不敵な笑みを浮かべるフリーザ様」2つの名シーンをキャラ弁で再現しました。お弁当で表現されたドラゴンボールの世界は、また一味違った華やかでかわいらしい印象でした。後半ではあの名シーンを再現します。お楽しみに!
りゆ
さまざまな物語、キャラクターを模した「キャラ弁」を発表しているキャラ弁作家。
似ているだけでなく、華やかでおいしそうなクオリティの作品を得意としている。
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