2025.03.28
M-1グランプリ2019年第3位に輝き、テレビを中心に活躍中のぺこぱさん。過去に「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」や「ドラゴンボール レジェンズ」のイベント等にゲスト出演され、2025年2月におこなわれた「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」10周年記念イベントにもゲスト出演されました。
カズレーザーさんとのYouTubeチャンネル 「チルるーム」で天津飯愛を語られていた松陰寺さん、「ドッカンバトル」ガチユーザーであるシュウペイさんのお二人に、作品への思い入れや好きなキャラクター、シーンについて伺いました。
──お二人とドラゴンボールの出会いを教えてください。
シュウペイ:ぼくはアニメからです。物心ついたときから、夕方に(無印の)ドラゴンボールの再放送をやっていて、夜の時間帯(水曜夜7時)に、通常放送のドラゴンボールZもやっていたので、両方とも観ていました。もう毎週の日課、趣味ですよね。チャンネルをドラゴンボールに合わせて、ドラゴンボールの時間に観る。ご飯の時間でも、ご飯じゃない時間でも、遊んでいても、ドラゴンボールを観るみたいな。全部観てましたね!
松陰寺:どのあたりの話が好きだった?
シュウペイ:やっぱセル編っすね。セルは、本当に倒せないんじゃないかって思ってました。セルゲームのところで、ふつうの天下一武道会じゃないステージをセルが作るじゃないですか。あのあたりとか未知すぎて。あれはもう、こわかったっすね。
──確かに子どもの頃、敵が怖かったですよね。
シュウペイ:怖かったっすね〜。本当にもう全員やられちゃうんじゃないかって…。もうこれでドラゴンボール終わっちゃうんじゃないかなって、子どもながらにそう思ってましたね。
松陰寺:うん、うん。
シュウペイ:あとは、親子かめはめ波のところですね。悟飯がうわーっとなって。最後、悟飯のところに悟空が降りてきてっていうあのシーン。悟空が死んじゃってる状態で、悟飯がセルを倒さないといけないみたいな。
松陰寺:なつかしいなあ。ぼくも同じで水曜7時に観ていたから、アニメのZからですね。フリーザ戦あたりからかな。ちょうどベジータがフリーザにやられたあとぐらいから観始めて、ずっとリアルタイムで観てた。そのあと、DVDで借りて(無印の)ドラゴンボールも観たかな。一番印象的なのはね、おれ、天津飯が好きなんですよ。なんか異質じゃないですか。おれが観始めたとき、天津飯ってずーっとヤムチャと餃子と、界王様のところにいたんですよ。それで、この人活躍してくんないかな〜って思ってて。そしたらセル編で、セルが第二形態になってどうすんだってときに、天津飯が飛んでくるんすよ。しゅーって。しかもあのとき、ちょっと衣装が変わっていてね。俺の待ってた天津飯がきたーっ!て(笑)。それで新気功砲を連発するんすよ。
シュウペイ:ありましたね!
松陰寺:あのとき、めちゃめちゃかっこよくて。おれ、このまま天津飯で倒してくれ〜っと思ったんだけど、そんなわけにはいかないじゃないですか(笑)。だから足止めしかできなくて。あのときの新気功砲はかっこよかったなぁ。
──そのあと、原作やアニメで天津飯と悟空とかのバトルを観られたんですね。
松陰寺:そうです。でも、キャラは基本みんな好きですね、やっぱ。悟天とトランクスが、簡単に超サイヤ人になっちゃうところとか。あと、悟飯が「石投げろ」って言って、地面に線を引いてやるんだけど、悟天の石投げが速すぎて、悟飯が「やっぱもうちょっと下がれ」っていうところとか。束の間の平和な時間がいいっすよね。アニメで、ピッコロが車を運転してるのとかも好きでした(笑)。
──シュウペイさんは、セル編が好きとおっしゃっていましたが、好きなキャラクターはいかがですか?
シュウペイ:キャラクターはもう、圧倒的に悟空が好きだったなあ。だってちっちゃいころからのストーリーが一番あって、悟空が地球を守ってきたりとか、悟空のおかげで地球人が助かったりするみたいなのがあったじゃないですか。やっぱり、元気玉とか必殺技の真似をしましたからね、子どもの頃ね。
松陰寺:やったなあ!
シュウペイ:はぁああああ!って言ってね。
松陰寺:あと、気を感じたりね。
シュウペイ:瞬間移動とかもね。こうやって、なんか動いた!?みたいな(笑)。
松陰寺:修行しましたね。気を高めたりしましたね。
──どのように、気を……?
松陰寺:そりゃあもちろん、(気合を溜めるポーズをして)はぁああああ!ですよ。だから、超サイヤ人のような髪型をね、意識しています(笑)。
シュウペイ:(笑)。おれがめっちゃ覚えてるのはね、小学校のとき、クラスで結構、力の強いやつがいたんすよ。そいつとみんなで遊んでいるときに、なんでか覚えてないけど、そいつがキレちゃったんです。それで、うわぁあああって走って追っかけくるから、みんな「うわー!超サイヤ人になってるー!」って逃げるという(笑)。
──それを「超サイヤ人」と呼んでいたんですね(笑)。
シュウペイ:そうです。出たあーってみんなで捕まんないように逃げるみたいな、超サイヤ人おにごっこ(笑)。小学校の近くに住んでた、モリオカタクちゃんね。
松陰寺:誰が覚えてるんだよ、知らねぇだろみんな(笑)。
シュウペイ:なつかしいなあ。それくらい影響力ありましたね。あとは、カードダス(※注1)をめっちゃ集めてて……。
松陰寺:やったなあ!やってた、やってた。
シュウペイ:100円で数枚出てくるやつね。それをカードダスフォルダに入れてて……まだ家に多分あります。キラのやつ。めくるとまたカードが出てくる、トリプルレアみたいなね。
松陰寺:あれって1枚20円だっけ?100円で5枚くらいだったよね。だから100円ないときは、10円玉を持っていってたんだよなぁ。
※注1 1988年から発売されたバンダイのドラゴンボールカードダスシリーズ。玩具店などにあるカードダス自動販売機で、1枚20円、5枚セット100円などで売られていた。キラはレアカードのことで正式名称は「プリズム」。
シュウペイ:ぼく、いまだに一番くじとかもやりますよ。1〜2年前くらいに引いたとき、いきなり悟飯が出ましたからね!フィギュアの箱のやつが当たって、今も自分の趣味の棚に飾ってますよ。
──お二人はフィギュアとかも集めたりしました?
松陰寺:昔、フィギュアっていうかソフビは持ってたな。あと、二頭身みたいなやつとか。
シュウペイ:上半身でカットされてるやつでしょ。上半身と下半身をこうやってつなげるやつ(笑)。
松陰寺:あー、そうそう。
シュウペイ:あとそのまま、ドンッて立つやつとか。
松陰寺:そう。多分同じやつ。持ってたなあ。
──あと、映画に行くとおまけでもらえるやつとか。
シュウペイ:ありましたね!パンフレットとかも買ってましたねえ。
──映画では、印象深いものはありますか?
松陰寺:映画は、クウラでてくるやつ。あれ面白かったなあ。メタルクウラね!かっこよかったなあ。(※注2)
シュウペイ:あー!観たかも!
※注2 1991年に公開された『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』にクウラが初登場する。メタルクウラは1992年に公開された『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』に登場。
──クウラの映画も最初のほう、平和な日常が描かれていますね。
松陰寺:そうそう、ギャップがいいんだよね。
シュウペイ:わりと大人になってから観たやつだと、ブロリーかなあ。最新のやつじゃなくて、もうちょっと前のブロリーかもしれないっすね。過去に3作くらいありますもんね。やっぱりそっちが印象深いかなあ。(※注3)
※注3 ブロリーは過去『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』(1993年)、『危険なふたり!超戦士はねむれない』(1994年)、『超戦士撃破!! 勝つのはオレだ』(1994年)の3作品に登場する。最新作は2018年に公開された『ドラゴンボール超 ブロリー』。
松陰寺:なんかさ、平和なだけの回とか作ればいいのにね。
シュウペイ:何も起きない……。
松陰寺:何も起きない(笑)。
シュウペイ:飯食ってるだけ(笑)。
──希望を発信しておけば、また新作ができるかもしれません。
松陰寺:そうですよね。今『DAIMA』もやってますし。
──お二人ともゲームはやられましたか?
松陰寺:めっちゃやりましたね。スーファミの『超武闘伝2』(※注4)ね。
シュウペイ:『超武闘伝2』ね! やった、やった。
松陰寺:オープニングで飛んでくるやつですよね。とぅるる〜とぅるる〜って。裏技でコマンドを入れるんだよね。
シュウペイ:デュルルンって鳴るんだよね。変わるの。
松陰寺:それで「カカロットォ…」って言うと成功するの。あれ。やってたなあ!
※注4 1993年にバンダイより発売されたスーパーファミコン『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』。オープニング中に隠しコマンドを入力すると、ブロリーと孫悟空が対戦などで使用可能になる。
松陰寺:それから、カードをめくっていくやつなかったっけ?カードをめくって進んでいくバトルみたいなやつ。ファミコンだったかなぁ。(※注5)
シュウペイ:あー、あったなぁ。子どもの頃すぎてちょっと覚えてない…。
松陰寺:そのあたりも、やってたなぁ! でも世代的にど真ん中なのは「超武闘伝」かな。
※注5 バンダイから発売されたファミコン作品。カードバトルシステムを採用したゲームで、Zシリーズは1990年に『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』、1991年に『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』、1992年に『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』が発売された。
──写真撮影ではいろいろなポーズをやっていただきましたが、特に好きな必殺技を教えてください。
松陰寺:僕は、気功砲と気円斬っすね。気円斬、しゅんしゅんしゅんって音がかっこよくないっすか?クリリンも地球人最強だからね。天津飯は三つ目族だから、地球人じゃないんだよね(笑)。
──地球の人間の技がお好きなのかもしれないですね。
松陰寺:そうね。やっぱり主役……メインどころじゃない人の技が、僕は好きだなあ。
シュウペイ:ぼくはフリーザの技かな。だって、地球をつぶせるじゃないですか。人差し指一本で。でゅるるるう、とぅん! じゃないですか。あれ、めっちゃかっこいいっすよね。
──威力がすごい技がお好きなのかもしれないですね。
シュウペイ:そうっすね。やっぱり人差し指を使うもの同士としては……。
松陰寺:やべえな(笑)。あんなポップなポーズなのに……そんな陰謀があったのね。
シュウペイ:こうやってポンって。地球ごとつぶせます(笑)。
──けっこう恐ろしいポーズをとられていたんですね。
松陰寺:あとは、ヤムチャの繰気弾。あれも好きっすね。
──ちょっと地味といったら失礼ですけど、やはり人間の技ですね。
松陰寺:そう。ビーデルも舞空術ができるようになったし。ああいうふうに人間ができる技だと、俺にもできるんじゃないかって思っちゃう。舞空術、やりたいっすね。
シュウペイ:あと、魔貫光殺砲もかっこいいっすよね。ラディッツと戦ったとき、すごかったですよね。バババババッて。お土産とか差し入れとかで、よくねじれたお菓子をもらうんですけど、ねじれたお菓子を見ると魔貫光殺砲を思い出します。つなげたら魔貫光殺砲いけるなぁみたいな(笑)。だから、どこかでドラゴンボールがインストールされちゃうんですよね。
松陰寺:ははは(笑)。
シュウペイ:あと「ドッカンバトル」のゲームの中だけど、好きなセリフがあって。「ドッカンバトル」で何ターンかするとキャラが変身して、そのときにいうセリフが僕好きで……。超サイヤ人4のゴジータが進化すると、「オレは孫悟空でもベジータでもない…。オレはきさまを倒す者だ!」って。そのセリフが超かっこよくて。
──テンションが上がりますね。
シュウペイ:「これが、究極のフュージョンだ!」って。毎回、「きたぁっ!!」ってなります。そういうセリフとかゲーム中のセリフとかもけっこういいのいっぱいあるんすよ。ゲームだと、原作に出てこないキャラクターもいっぱい出てくるんで、それが面白いなと思いますね。
──ちなみに今日(取材日は2月8日)は「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」10周年記念イベントで、これからお二人はステージにゲスト出演されます。シュウペイさんは昨年も出られていて、そのときファンの方の熱量すごかったと聞きましたが、どんな感じでしたか?
シュウペイ:盛り上げの掛け声もぼくがやらせていただいたんですが、大阪っていうテンションもあったと思うんですけど、「盛り上がっていきましょう!」「ウォー!」みたいな男の歓声で、すごいノリがよくて(笑)。ぼくも実際にプレイしていて、リアルにやってることを皆さんも知っていたんで、そのへんの熱が伝わって、あ〜仲間だみたいな(笑)。コスプレをしている熱いファンとかもいて、すごくノリがよかったです。好きなもの同士でつながってるのが感じられる、和気藹々とした本当に楽しいイベントでしたね。このあとも楽しみです。
──最後に、神龍に今日、これから願いを叶えてもらうとしたら?
松陰寺:神龍に?うーん……神龍なんでもいけるもんなぁ……(悩)。
シュウペイ:あの渋谷の工事を早く完成させてほしいです。そしたら、混まないんで。
松陰寺:(笑)。
シュウペイ:あれ、ず〜っと混んでるんですよ。だから完全な状態にしてほしい。何年越しの工事を、一気に神龍にやってもらえば、みんなが幸せになれます。今や渋谷には、世界中から観光客もくるのでね。地球のみんな〜、おれが渋谷に来るみんなを快適にさせるぞ。
──みんな嬉しいですね。
シュウペイ:原作にもセルに倒された地球人をみんな生き返らせるってあるじゃないですか。だから地球規模で考えたら、この願いはドラゴンボールっぽくないですか?(笑)
松陰寺:俺は、世界中の争いがなくなってほしいですね。
シュウペイ:うわ、やめろ。
松陰寺:あと、なんか最近、犬の散歩をしてたら、必ず犬が匂いを嗅ぐ木があるんすよ。急いでるときも、結構強めに引っ張っても、ぜんぜん動いてくれなくて。だから、あの木をどけてほしいです。
──世界の争いと、規模がだいぶ変わりましたね(笑)。
松陰寺:両極端。両方で(笑)。
──両方ということで(笑)。今日は貴重なお話をありがとうございました。
松陰寺・シュウペイ:ありがとうございました。
ぺこぱさん:1987年7月16日生まれのシュウペイさんと、1983年11月9日生まれの松陰寺太勇(しょういんじ たいゆう)さんのコンビ。M-1グランプリ2019年第3位。現在はテレビを中心に活躍中。「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」10周年のファンミーティングに1ゲストとして参加。
取材・文:えいとえふ
写真:小川修司
このサイトは機械翻訳を導入しています。わかりにくい表現があるかもしれませんが、ご了承ください。
投稿する
投稿内容確認
上記の内容で投稿しますか?
返信する
返信内容確認
上記の内容で投稿しますか?
本当に削除しますか?
報告完了
投稿エラー
ユーザーをミュートします
ミュートしたユーザーのコメントは
コメント欄に表示されなくなります。
※ミュート解除はMYPAGE内のコメント管理から行えます
返信する
返信内容確認
上記の内容で投稿しますか?
修正する
投稿する
投稿する
投稿内容確認
上記の内容で投稿しますか?
修正する
投稿する