2024.12.04
10月10日に発売されたゲーム『ドラゴンボール Sparking! ZERO』は、ファン待望の新作3Dアクションゲーム。ド迫力のバトルシーンでは、悟空の「かめはめ波」やベジータの「ビッグ・バン・アタック」など、ファンにはおなじみの必殺技も多数登場します。
そこで気になるのは、あの必殺技たちがゲームのなかでどんなふうに表現されているのかということ。原作を読んでドキドキ・ワクワクさせられた必殺技の再現度、原作ファンとしては気になって仕方ありません!
今回は『ドラゴンボール』の大ファンである私(ライター)が、『ドラゴンボール Sparking! ZERO』で17体のキャラの必殺技がどんなふうに表現されているのかをチェック! 原作の再現度やゲームならではの表現に迫りたいと思います。
<瞬間移動かめはめ波>
悟空といえばかめはめ波! なかでもセルゲームで見せた瞬間移動かめはめ波は、原作を読んだ時に「それアリなの!?」と思わず叫んでしまった必殺コンボです。ゲームではまず気をためるシーンがアップで描かれ、次の瞬間カメラが引いて敵の前に瞬間移動し、かめはめ波を放ちます。カメラワークが寄ったり引いたりと切り替わる演出はまさにゲームならでは! 漫画では表現しきれない驚きやダイナミックさがありました……!
<ビッグ・バン・アタック>
ベジータを代表する技のひとつ、ビッグ・バン・アタック。名前がやたらかっこいいことでファンにはおなじみの技ですよね。この技のポイントはなんといっても「片手で」気弾を放つところ。ゲームでもこの「片手で放つ」動作は強調されています。気弾を放つ瞬間にちょっと見上げる視点になるところも原作が完全再現されていて、これは興奮します!
<超かめはめ波>
青年期の孫悟飯が放つ超かめはめ波。原作ではブウが封印されている玉に向けて放たれますが、掛け声はなく手の形でかめはめ波だと分かるシーンでした。ゲームではしっかりと掛け声も入り、迫力満点のカメラワークから超かめはめ波が繰り出されます。一度放ったあと、もう一度押し出すように二段階で力を込めるのがカッコいい!
<ライトニングソードスラッシュ>
原作ファンにとって、トランクスといえばやっぱり剣を使った攻撃なんですよね。肉体と肉体がぶつかり合うバトルシーンが見どころの『ドラゴンボール』で剣士!? という驚きと、初登場でフリーザをバラバラに切って捨てたあの衝撃は忘れられません! 『ドラゴンボール Sparking! ZERO』でもトランクスの剣技はしっかり再現されていて、なかでもライトニングソードスラッシュは気弾と剣術を組み合わせた強力な技。気弾を何度も切りつけて相手に放つ動きが原作ファンから見ても燃えます。
<かめかめ波>
『ドラゴンボール』の癒し系担当、悟天。その無邪気さは、激しいバトルシーンにほっこりしたアクセントを与えてくれます。そんな悟天が天下一武道会で放ったのが「かめかめ波」。かめはめ波と言えていないところがめちゃくちゃかわいい……! ゲームでも「か…め…か…め…」とエネルギーをためる部分はしっかり再現されているのがうれしいですね。
<スーパーゴーストカミカゼアタック>
悟天とトランクスがフュージョンしてパワーアップを果たしたゴテンクスといえば、子どもらしさにあふれた必殺技のネーミングセンスですよね。いろいろとユニークな技がありますが、やっぱり外せないのはおばけを呼び出して爆発させるスーパーゴーストカミカゼアタック。原作で読んだ時は「どんな名前だよ!」「そしてどんな技だよ!」と思わずツッコんでしまったものです。このユニークさはゲームでもばっちり再現されていて、ポコポコ出てくるおばけとその動きがかわいく描写されていました。
<パンプアップ>
細身のイメージがある亀仙人ですが、そういえば筋肉ムキムキの姿を時折披露していましたね。そんなパンプアップをゲームでもきっちり再現。あらためて見ると、ムキムキの亀仙人ってほかのキャラとはまた違ったシブカッコよさがありますね!
<プラネットバースト>
漫画『ドラゴンボール』のラスボスとなった魔人ブウ(純粋)のプラネットバースト。最後の戦いでいきなり地球ごと破壊しようとするなど、まさに名前のとおり容赦も躊躇もない必殺技で、多くの読者の記憶に残っているはず。ゲームでも原作と同じように迷いなく気弾を撃つ技として描かれていて、ゲームならではの演出が加味されることで、思わず「こえ〜!」とつぶやいてしまうくらいの迫力が出ていました!
<魔貫光殺砲>
ピッコロさんおなじみの必殺技。振りかぶる構えや回転しながら突き進む軌道が唯一無二! 名前もカッコよくて、つい口に出して言いたくなるんですよね。原作では重要な戦いでたびたび登場。『ドラゴンボール超』でもわりと使用頻度が高く、原作ファンにとってはうれしい。最初から最後までカッコいい動きがゲームでどう表現されているのかなと思ったら、想像以上に再現度が高くて完璧でした!
<気円斬>
悟空やベジータに実力では及ばなくても、クリリンには一撃必殺の気円斬がある! 「なんでも切れる」という技の性質は『ドラゴンボール』の世界ではちょっと特殊で、自分より強い相手にも通用するなど、原作ではある種の切り札的に使われることも多かった必殺技です。原作の絵からも円形の気がうなりをあげて回転する雰囲気が伝わってきましたが、その動きはゲームでもばっちり表現されています!
※ゲーム内の画像に関しては、気円斬を連続で放つ「気円烈斬」のシーンを使用しております
<気功砲>
※コマ画像は漫画『ドラゴンボール超』から引用
『ドラゴンボール』初期で初登場したときは、大砲みたいなめちゃくちゃヤバい技として読者を震え上がらせた気功砲。かめはめ波と同じように特徴的な構えは、自分も昔よく真似していたことを思い出しました。ゲームでもこの構えの部分がかなり強調されていて、「そうそう、分かってるね〜!」とうれしくなりました。
<デスボール>
フリーザが悟空との最後の戦いで繰り出すデスボールは、頭上にボール型のエネルギーの塊を作り、相手に投げつける技。技を出す前の構え方にインパクトがあって、フリーザといえばこの技と認識されているのがすごい。ゲームでもきっちり演出が作り込まれていてフリーザ様ファン大歓喜! 赤黒い色が不気味で、食らう側からするとまさに「絶望」という言葉がぴったりです。
<破壊のデコピン>
※コマ画像は漫画『ドラゴンボール超』から引用
『ドラゴンボール超』における強キャラビルス様。それまでほぼ最強格だった超サイヤ人3の悟空をデコピン一発で吹き飛ばしたシーンはその強さを見せつけるのに十分過ぎました。まさに『ドラゴンボール超』の幕開けにふさわしい必殺技と言えますよね。ゲームでも「力の差が分かったか?」と言いながら直立不動でデコピンを放つ姿はさすがの貫禄! デコピンなのにしっかり必殺技感ある演出がすごい!
<サディスティック18>
『ドラゴンボール』の必殺技は気弾を放つものが多いのですが、人造人間18号はちょっと違う。相手を何度も蹴り飛ばし、宙に浮かせ、地面に叩きつけ……最後にエネルギー弾を後ろ向きに叩きつけて一瞥もくれない演出が最高です。特に地面に倒れた相手を蹴飛ばすところはまさにサディスティック! そういえば原作でも常に余裕を見せながら相手を見下してくるようなシーンが多かったですもんね。原作の18号らしさがしっかりと表現された必殺技だと思いました。
<インフィニティラッシュ>
※コマ画像は漫画『ドラゴンボール超』から引用
『ドラゴンボール超』屈指の強キャラ、ジレン。原作でも多彩な技を披露しますが、なかでも「インフィニティラッシュ」は超スピードの拳で相手にラッシュをかける迫力たっぷりの技。必殺技を出すと視点がラッシュを受ける側になるので、画面越しに拳を叩きつけられているような感覚に。とにかくスピード感が気持ちいい! 原作での悟空との死闘が思い出されます。
<ブラックかめはめ波>
※コマ画像は漫画『ドラゴンボール超』から引用
『ドラゴンボール超』未来トランクス編で登場したゴクウブラック。原作でもイヤ〜な立ち回りをするキャラでしたね。悟空と同様のスペックを持っているので、必殺技としてかめはめ波が撃てるのですが、気弾の色は黒紫となんとも不気味。放つ瞬間、三方に放たれる光も恐ろしさを倍増させてくれます。強い悪役らしいオーラが伝わってきて、さすがの演出力でした。
<時とばし>
※コマ画像は漫画『ドラゴンボール超』から引用
ヒットの必殺技といえばやっぱり「時とばし」。ただ、あれをゲームでどうやって表現するんだろうと思っていたら、めちゃくちゃかっこいい演出になっていて感動しました! 画面全体を覆う混沌としたマーブルカラーで時間停止を、ガラスが割れるシーンで時が戻ることを演出するのがトップクラスにカッコいい! 原作でも感じたヒットのスマートな戦いぶりがよく表現されています。
***
『ドラゴンボール Sparking! ZERO』の必殺技はどれもこだわりが感じられるものばかり! 原作の迫力を再現できているのはもちろん、ダイナミックなカメラワークなどゲームならではの表現も追求されていて、制作陣の原作愛がビシビシ伝わってきました。総勢180体を超えるキャラクターを自由に操作できるのも原作ファンにはたまりません。
ぜひ皆さんも、全員分の必殺技を体験してほしいです。
2000年代から趣味のテキストサイトを運営しているうちにいつの間にか書くことが仕事になっていた“テキサイライター”。
小学生の頃、ドラゴンボールを1/100に薄めたような漫画を描いていたことがある。
このサイトは機械翻訳を導入しています。わかりにくい表現があるかもしれませんが、ご了承ください。
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