昨年末、『ドラゴンボール超』100話突破を記念して、アプリゲーム「ドラゴンボール レジェンズ」×とよたろう先生のコラボが実施されました!!

イベント期間中ゲーム内の壁紙やアーツカードスリーブに、とよたろう先生の描き下ろしたイラストが登場しました！

※イベントは終了しています。

身勝手の極意“兆”の悟空を描いた、超かっこいい記念イラストについて、とよたろう先生のこだわりポイントをご紹介します！
さらに、まもなくクライマックスを迎える、マンガ『ドラゴンボール超』の「スーパーヒーロー編」についても語って頂きました。ぜひ最後までご覧ください!!

ULTRA「身勝手の極意“兆” 孫悟空」について聞いてみた!!

ラフから着色までを収録した
イラスト制作動画！

――コラボイベントを開催していた「ドラゴンボール レジェンズ」はプレイされましたか？

はい！まだまだプレイ時間が足りませんがこれからやりこんでいきたいです！


――今回描き下ろしたイラストのこだわりポイントを教えてください。

アニメ塗りではなく重厚感を出したかったので、ブラシ塗りを選択しました。
身勝手の極意“兆”の姿を依頼いただいたので、より、形態に合った雰囲気を出すために、オーラも含めて作画することにしました。


――悟空のポーズはどのような場面をイメージされたのでしょうか？

あまり描いたことのないポーズで、かつ神々しさを演出したくて模索しました。
かめはめ波を構え始める最初の動作を意識して描いてみたら、それっぽくなったので、このポーズで描き始めました。
下書きの描き始めでは、足が地に着いていたのですが、浮かせた方がより神々しく感じたので変更しました。
結果、あまり、かめはめ波のポーズは連想できない感じになってしまいましたが、不思議かつ神々しいポーズには落ち着いたのではないかと思っています。


――下書きから仕上げまで、制作過程の中で最も楽しかったのはどの作業ですか？

基本的にはペン入れと仕上げが好きなので、やはり今回もこの2ヶ所が好きです。
ペンにインクをつけて、紙に線を引く時の感覚がたまらなく好きなので、いつまでもこの作業はアナログです。
それと、カラーの最後の作業である青い照り返しを入れる作業。この作業で絵がグッと締まる瞬間が大好きです。

Vジャンプ5月特大号について聞いてみた!!

――Vジャンプ5月特大号では、身勝手の極意の悟空ＶＳ孫悟飯ビーストの闘いが描かれますが、読者の方に注目して欲しい描写はありますか？

ビーストの気を感じた悟空が
悟飯との試合を提案！

「どちらが強いのか？」という点に注目が行くと思いますが、お互いの戦闘スタンスや考え方など、注目してほしい点はたくさんあります！
ぜひ本誌を読んで確認していただければと思います！


――Vジャンプ5月特大号がクライマックスとなる、「スーパーヒーロー編」を描き終えた感想を教えてください。

88～90話の前日譚は、僕がやりたいことを鳥山先生に修正していただきながら作ったお話ですが、
91～100話の本編映画部分のシナリオはもちろん、101～103話の後日談も鳥山先生に書き下ろしていただいたシナリオです。
セリフや展開は多少僕が加筆した部分はありますが、概ね鳥山先生が考えられたセリフと展開、そのままの内容となっております。
このようなシリーズを描き切れたこと、大変感謝しています。
映画と一味違う「漫画版スーパーヒーロー編」をみなさん是非楽しんでください！

『ドラゴンボール超』103話が収録される「Vジャンプ」2024年5月特大号は、3月21日(木)発売!!　映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の物語が描かれる「スーパーヒーロー編」が、ついにクライマックスです!!　お見逃しなく!!

次回6月特大号より休載となります。再開が決まりましたらVジャンプ誌面でお知らせいたします。