『ドラゴンボール』に登場する単語のなかから、Coolな漢字を紹介する連載シリーズ。今回は、悟空やクリリンの師匠でもある亀仙人のもうひとつの呼び名をチェック！　偉大な武道家の名前には、どんな素晴らしい漢字が使われているのでしょうか？

【漢字の読み】む　てん　ろう　し
【作中での意味】ふだんはスケベなおじいさんですが、ひとたび本気を出せば山をも吹き飛ばす力を持つ亀仙人。武道を学ぶことで心身ともに健康になり、それによって生まれた余裕で人生を楽しむことを目的とした「亀仙流」の創始者です。世間では武天老師という尊称で呼ばれ、その比類無き強さから武術の神と謳われています。ちなみに「老師（Roshi）」とは、年をとった先生という意味を持っています。

それでは漢字の意味と書き順を見ていきましょう。
使われている漢字は下記の4文字です。

●各文字の読み・意味・書き順　※出典：イミダス（集英社）

読み：bu、mu
意味：いさましい。つよい。つわもの。もののふ。戦争の術。
<Cool Point!>
強いことを意味する漢字ですが、単なる腕力ではなく、危険や困難に立ち向かっていく強さを意味する、『ドラゴンボール』の世界にぴったりな漢字です。亀仙人や鶴仙人の師匠である、武泰斗さまの名前にも使われています。また、100年以上の歴史を持つ世界的な武道大会「天下一武道会」の会場にも、この文字が描かれています。

読み：ten、ame、ama
意味：そら。神。自然。うまれつき。天から授かったもの。ものの上のほう。

読み：rou、o-iru、hu-keru
意味：年をとる。としより。経験をつむ。

読み：shi
意味：先生。軍隊。職業を示す接尾語。

拳法だけでなく、挨拶や勉強を教えてくれた亀仙人こと武天老師。悟空にとっては闘いの修業よりも大変なようでしたが、それを乗り越えたからこそ、天下一の強さを手に入れました。漢字は難しいですが、ぜひ悟空のように困難を乗り越えて覚えてみてください！

それでは、次回もお楽しみに！