2023.05.25
モーニング娘。’23の牧野真莉愛さん。2001年生まれとドラゴンボール世代からは少し離れている彼女ですが、実は大のドラゴンボールファン。
ブログでドラゴンボールのアニメをテキスト実況し、Instagramには自身が描いたゴジータを上げ、YouTubeでは『空・前・絶・後 Kuu-Zen-Zetsu-Go』を全力でカバー。
さらにラジオ『モーニング娘。牧野真莉愛のまりあんLOVEりんですっ』ではドラゴンボールの好きな必殺技を語り尽くし、ライブのMCでは突如フリーザのモノマネを披露……と、牧野さんのドラゴンボール愛はあふれんばかり。
そんな彼女にドラゴンボールの好きなところや作品がアイドル活動に与えた影響について聞いてみると、キュートな牧野さんからは想像できない、悟空との意外な共通点が見えてきました。
——牧野さんとドラゴンボールの出会いについて教えてください。
牧野真莉愛さん(以下、牧野):小学生の夏休みにお父さんがビデオを借りてきてくれて。それが『ドラゴンボールGT』でした。
それまでドラゴンボールを見たことはなかったし、GTも途中からだったけど、闘いのシーンはかっこいいし、パンちゃんはかわいいし、気がつけばストーリーに入り込んでいて。
それ以来、ドラゴンボールのアニメは夏休みの定番になりました。
——そこから牧野さんがドラゴンボールにハマったきっかけは?
牧野:いとこが『ドラゴンボールZ』を貸してくれたんです。その頃に『ドラゴンボール改』が始まって、Zと改の違いをいとこに教えてもらいながら、同じ時期にどっちも見ていました。
GTも面白かったけど、それが本格的にハマったきっかけだった気がします。その後アニマックスで『ドラゴンボール』を最初から見て、「悟空にこんなに小さい頃があったんだ!」って知りました。
——身近にいるドラゴンボールが好きな人たちからの影響が大きかったんですね。
牧野:あとは、小学校の運動会で『CHA-LA HEAD-CHA-LA』をみんなで踊ったこともありました。最後はフュージョンのポーズで終わるダンスで。それもすっごく楽しかった。
そうやって考えると、真莉愛はいずれはドラゴンボールに出会う人生だったんだろうなって思います。大好きなドラゴンボールの取材をしていただいてること、チビ真莉愛に教えてあげたいです!
——特にどのシリーズが好きですか?
牧野:魔人ブウ編です。フリーザ編も好きで何回も見てるけど、デンデのお友だちが殺されちゃったり、悲しくなっちゃうから……。
だから一番ハッピーな気持ちで見れるブウのお話が好きです。ブウも最初は悪いことだって知らずにひどいことをたくさんやってるけど、その後の優しくなったブウがすごく好きですね。ブウとサタンとベエの3人には、あの平和なおうちでずっと暮らしていてほしいなって。
——そうなると、ベエが撃たれちゃうのはよりつらいですね……。
牧野:そうなんです……。それをやったのが人間っていうのが本当にひどいし、ブウが怒って良いブウと悪いブウに分かれちゃうのも仕方ないなって思います。「良い方のブウ、頑張れ!」って応援しながら見てました。
でも、悪い方のブウもかわいいんですよ。ゴテンクスと闘ったとき、漫画を読みながらクリームソーダを飲んで、ちゃんと待ってくれてるんです。「優しいな、ブウ」って思います。ゴテンクスと、ゴテンクスに振り回されてるピッコロもかわいいし、楽しい技も多いから、あの闘いのシーンは大好きですね。
実は、レッスンやコンサート前に使うストレッチマット、真莉愛のはピンクなんですけど、自分でマットに魔人ブウの絵を描いちゃいました。真莉愛はブウと一緒にストレッチを頑張ってます!
——牧野さんはブログでドラゴンボールのテキスト実況をしていました。異様な熱量を感じますが、どういうきっかけで始めたんですか?
牧野:たまたまテレビをつけたら再放送がやっていて。リアルタイムで見ながら思ったことをメモして、それをそのままブログに載せたんです。
これからドラゴンボールを見る人もいるかもしれないから、ネタバレしないように内容は書かず、「ドドリアさん」とか「悲しい」とか、真莉愛の気持ちだけを書いたら、ああなりました。
——実況ブログ、かなりの長さですよね。
牧野:ブログの文字数の上限は6万字なんですけど、たまにそれを超えちゃうこともあって。そういうときはちょっと縮めたりもします。
——6万字!?この記事が約5000文字ですから、12倍もの文字量です。す、すごい……。
牧野:文章だけじゃなくて、絵を描くこともあるんです。フリーザ編のあたりはリアルタイムのアニメ放送を見ながら、急いで描いてました。デンデもかわいく描けたし、楽しかったですね。
——牧野さんとドラゴンボールといえば、2022年6月のモーニング娘。’22の森戸知沙希さんの卒業公演で、「ここまでよくやったな、ちぃちゃん(森戸さんの愛称)」と、セルが爆発する直前のワンシーンを再現して話題になりました。牧野さんはとても真剣に再現されていて、不思議と森戸さんへのメッセージも伝わってきてすごいなと思ったのですが、なぜあのシーンだったのですか?
牧野:あのシーンのセリフはちぃちゃんにピッタリだと思ったんです。ちぃちゃんはカントリー・ガールズとモーニング娘。を兼任していて、どっちもよく頑張ったなって。そういうのが重なって、前日の夜中2時半ぐらいに「セル編をやろう!」って思いつきました。
それからは、「『あと10秒』のセリフはいるかな?」「クリリンの『悟空ー!』は入れた方が伝わりやすいな」って考えながら、鏡の前で「うへへへへへ……あと10秒〜」とか言いながらセリフを覚えて、最終的には本番をイメージしながら寝ました(笑)。
——改めて、ドラゴンボールの魅力はなんだと思いますか?
牧野:「地球に何かが起きても、絶対に悟空が助けてくれる!」って思えることです。
悟空は死んじゃった後もこの世に戻ってきて地球を助けてくれたし、悟飯と悟天のことも気にしてくれてる。今でもピンチのときは悟空が助けに来てくれるって信じてます。
——悟空への強い信頼を感じますね。牧野さんは悟空のどんなところが好きですか?
牧野:地球のみんなのことを考えてくれている優しいところと、楽しそうに闘っているところです。闘うときに悟空がワクワクしている感じは、真莉愛のコンサート前と似てるなって思います。
——悟空は敵が強ければ強いほどワクワクしていますが、牧野さんも大きなステージほどワクワクする?
牧野:そうですね。例えば、いつものコンサートだったらファンの皆さんが来てくれるけど、フェスだとモーニング娘。を知らずに見に来てくれる人もいて。ちょっとアウェイで、しかも何万人というお客さんの前でパフォーマンスをすることになります。
そういうとき、めっちゃ緊張するし、やばい!って思うけど、ワクワクするんですよ。もちろんお客さんは敵ではないけど、その感じは強い敵と闘うときの悟空に近い気がします。
——緊張して縮こまってしまう人もいる中、「オラ、ワクワクすっぞ!」の気持ちで牧野さんもステージに上がっていると。まさかの牧野さんと悟空の共通点ですね。
牧野:「悟空になりたい!」っていう気持ちが強いだけかもしれないです(笑)。
でも、思い返すとバレエをやっていた小さい頃から、ステージに立つのが楽しかったんです。もしかしたら、真莉愛にも悟空みたいなところがあるから、今も楽しんでパフォーマンスができているのかもしれないですね。
だから悟空の素質が……あるのかな?潜在能力は高いのかもしれないです!(笑)。
——悟空から影響を受けていることはありますか?
牧野:悟空みたいに筋斗雲に乗れるようになりたいから、心が綺麗な人でありたいなって思います。当たり前だけど、自分がされて嫌なことはしないとか、そういう心がけが大事かなって。
悟空はずっと筋斗雲に乗れるから、すごいですよね。
——牧野さん、すでに筋斗雲に乗れそうです。
牧野:乗れるかな?乗りたいな〜。
でも、「悟空みたいにいろいろな人の手助けができてるかな」って考えると、まだまだだなって思います。
——コンサートでたくさんの方を元気にしているから、牧野さんもたくさんの人を助けているんじゃないですか?
牧野:逆なんですよ。コンサートは元気玉なんです。
——というと?
牧野:みんなからの元気をもらって、それを出している感覚なんです。もしかするとみんなのエネルギーを吸い取っちゃってるかもしれないけど、みんなからの応援や声援で本当に元気になるし、頑張れてます。それはまさに元気玉と一緒だなって。
——牧野さんの元気の源はファンの皆さんなんですね。アイドル活動をする中で、ドラゴンボールから影響を受けていることはありますか?
牧野:コンサートのフリーダンスのとき、ドラゴンボールの技を入れています。「ファイナルフラッシュからのギャラクティカドーナツ」みたいに、踊りたい技をメモしていますね。
あと、改のエンディングで悟天が両手を口に当てて笑っているところがあって。それがめちゃめちゃかわいくて癒されてるんですけど、実はその悟天を真似したカットが写真集『Maria 18 anos』の裏表紙になりました。
たぶん、スタッフさんは悟天のポーズだってことは知らないと思います(笑)
撮影やインタビュー中に笑うとき、悟天のポーズが自然とでてくる牧野さん
——ドラゴンボールが好きでよかったと思うことはありますか?
牧野:この前、セルマックスを倒したことです!
——え……?
牧野:ジャンプフェスタにブースがあって。お母さんには「本当にやるの……?」って言われたけど、何回もブースの前を通って、「やっぱり絶対にやってから帰りたい!」と思って最後にやりました。
ピッコロさんのマントを羽織って、ピッコロさんから「今だ、打て!」って言われて、「はい、ピッコロさん!」って言いながら「ハァァァ……!魔貫光殺砲!!」って。
スタッフのお姉さんからは「潜在能力高いですね!」「すごい気です!」って言ってもらって、最後にはピッコロさんが「よくやった、また会おう」って言ってくれて。「ピッコロさん、また会いに来ます……!」って思いました。
大きい悟空もいたし、ジャンプフェスタ、めっちゃ楽しかったです。
——牧野さんはファンとしてただドラゴンボールを楽しんでいるだけではなく、もしかしてドラゴンボールの世界に入りたいのでしょうか?
牧野:入りたいです!ホイポイカプセル投げたいし、願い事はまだ悩み中だけど、ドラゴンボールも絶対に集めたい。
——ドラゴンボールの世界に入るとしたら、どこのシーンにしましょう?
牧野:小さい頃はレッドリボン軍の基地が好きだったけど……今は悟飯に舞空術を教えてもらいたいです。
ビーデルさんとの修業のシーンはキュンキュンしてめっちゃかわいいし、一緒に学校へ通ったりもしたい。真莉愛も「コツをつかむのが早い」って悟飯から言われたいです!(気を練る動作をしながら)
あとは、超神水が欲しいです。カリン塔に登るのはちょっと嫌だけど……(笑)。小さい頃は真莉愛のうちにも超神水があると思ってたんですよ。それはただの水だったから、本物を飲んでみたいです。
——牧野さんは強くなりたいんですか?
牧野:もちろんです!コンサートをしているからかな?真莉愛も「ハァァァ!!」って叫んで、バーーーッ!!ってなりたいです!(髪の毛を逆立てる仕草をしながら)
でも、真莉愛はそんなに怒ることがないし、フリーザ戦のときの悟空みたいになる場面はなさそうだけど、そのときが来たら超サイヤ人みたいになれたらいいなって思います。
——では、ドラゴンボールの世界で悟空と会ったら何をしたいですか?
牧野:フュージョンは力の差があってできないと思うから、ポタラで合体しようかな。それだったらできますもんね。
——牧野さんと悟空、どんな姿になるんでしょう……それはさておき、名前は何ですかね?
牧野:何がいいかな。「ゴリア」はかわいくないし……あ、真莉愛とカカロットで「マリアット」かな?モーニング娘。のコンサートもマリアットで出ます!
牧野真莉愛さん:2001年2月2日生まれ。愛知県西尾市出身。ハロプロ研修生を経て、2014年9月にモーニング娘。12期メンバーとして加入。メンバーカラーはピンク。グループでの活動のみならず、グラビアやモデルとしても活躍中。
取材・文:天野夏海
写真:玉村敬太
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