2023.03.23
現地時間 2023年3月4日・5日、『ドラゴンボール』ファンが集結する夢の祭典「DRAGON BALL Games Battle Hour 2023」がアメリカ・ラスベガスにて現地開催&全世界同時配信された。過去2回はオンライン開催だったが、今年はついにオフライン開催が実現!! ここではイベント2日目のオンライン配信の様子をレポートするとともに、現地から届いた熱気あふれる写真をお届けするぞ!
「DRAGON BALL Games Battle Hour 2023(以下、バトルアワー2023)」のメインタイトルは、家庭用格闘ゲーム「ドラゴンボール ファイターズ」、欧州を中心に発売されているトレーディングカードゲーム「DRAGON BALL SUPER CARD GAME」、アプリゲーム「ドラゴンボール レジェンズ」の3つだ。
「ドラゴンボール ファイターズ」では、昨年夏から世界各地で行われてきた「DRAGON BALL FighterZ World Tour 2022/2023」の決勝を行った。
Day2を戦う8名は、Shanks選手(スペイン)、フェンリっち選手(日本)、Tako選手(日本)、WADE選手(フランス)、Kayne選手(フランス)、Seyhan選手(ドイツ)、Zane選手(アメリカ)、INZEN 選手(アメリカ)だ。
ここでは勝者・敗者側トーナメントのファイナルの様子をお届けしよう。
勝者側トーナメントのファイナルは、日本のフェンリっち選手対フランスのWADE選手。笑顔でステージに向かうフェンリっち選手
リラックスした様子で歓声に応えるWADE選手
WADE選手はジャネンバの強力なアシストを駆使して先にダウンを取っていくも、激闘の末フェンリっち選手が3-0で勝利。ベジット(SSGSS)のスピリッツエクスカリバーでフィニッシュ!
敗者側トーナメントのファイナルを戦う、フランスのWADE選手(画面左)とKayne選手(同右)
この日負けなしのKayne選手が先手を取り、残り時間が30秒を切るまで激しいバトルが続く。試合は3-2でWADE選手が勝利!GRAND FINAL進出を決めた
立ち上がって勝利の喜びを噛みしめるWADE選手
GRAND FINAL開始前、ステージで行われたWADE選手とフェンリっち選手のインタビュー
GRAND FINALを戦うのは、一度WINNER FINALで対戦したフェンリっち選手とWADE選手だ。最終決戦の切符を手にした二人にインタビューが行われたぞ。
WADE選手は自身の使用キャラクターであるヒットとジャネンバについて、多くのプレイヤーがまだ対処する術を知らないはずだとコメント。ここまで見事な立ち回りで勝利を重ねてきたWADE選手らしい、自信のこもった言葉が印象的だった。対するフェンリっち選手は、緊張のため自分の強みであるコンボがうまくいかせていないとしながらも「なんとか頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
ジャネンバをアシストで活かすだけでなく、積極的に前に出しダウンを取っていくWADE選手。0-3でリセット、ここからどうなる……!?
その後フェンリっち選手が取り返して2-0に。優勝まであと1戦となると、会場からは「Let’s go WADE!!」とWADE選手コールが!声援を受けたWADE選手はアシストをつないでダウンを奪い2連勝!会場は大盛り上がり!!
0-3から2-2へともつれこんだ最終決戦。全力を尽くした戦いを制したのはフェンリっち選手だ!!
優勝が決まった直後のフェンリっち選手。観客席に向かって一礼
試合終了後、体力も気力も使い切ったのか、WADE選手はしばらく座り込んでいたが、その後立ち上がりフェンリっち選手の元へ。互いの見事なプレーに敬意を表した
試合後のセレモニーでは、「ドラゴンボール ファイターズ」プロデューサーの広木さんよりTOP8の選手たちにメダルが手渡された。
フェンリっち選手は「今まではワールドツアーで決勝までいくことはあってもいつも負けていたのですが、今回は初めて優勝できた。まだ実感はわかないですが、本当に優勝できてよかった」と、優勝直後の気持ちを語ったぞ。
セレモニーで笑顔を見せるフェンリっち選手
0-3から2-2までもつれこんだ最終決戦を観て 、広木プロデューサーは「まさに『ドラゴンボール』のバトルを体現したかのような試合だった。ワクワクする闘いをありがとうございました!」と、ワールドツアーに参加した選手たち、そして現地およびオンラインで観戦してくれたファンに感謝の気持ちを述べた。
さらに、昨年のEVO2022で発表された「ロールバック方式」の開発状況について、広木プロデューサーから続報が!2023年の春ごろにSteamでパブリックβテスト を実行できるよう開発を進めていることが明かされたぞ。
2023年も「ドラゴンボール ファイターズ」はツアーを行う予定。EVO2023のメインタイトルにも選出
されたことで、広木プロデューサーから「バランス調整を再度行う」と発表があった。続報が楽しみだ!!
トレーディングカードゲーム「DRAGON BALL SUPER CARD GAME」では、バトルアワー2023にてワールドチャンピオンシップ2022の決勝大会を行った。
北米、豪州、欧州、フランス、イタリア、アジアの各地域の予選優勝者6名と、LCQ(Last Chance Qualifier)を勝ち上がった2名の合計8名による最終決戦だ。3月4日のDay1に行われたLCQを勝ち抜けば、誰でも決勝への出場権を手に入れることができる。
オンラインでは、Day2の決勝トーナメントの様子を観戦することができたぞ。
Day2の決勝トーナメントを戦うTOP8の選手たち
2021年のワールドチャンピオンであるAndrew Dovale選手も出場(画面右)。決勝トーナメントに進出し、アジア予選を優勝したWang Poh Ann選手と接戦を繰り広げた
GRAND FINALを戦うことになったのは、イタリア予選の優勝者であるPhilip Tarpini選手と、欧州予選の優勝者であるイギリス出身のOliver Symonds選手だ。
ステージ上の様子。手前側がOliver Symonds選手、写真奥がPhilip Tarpini選手
1-1で迎えた第3ゲーム。配信では選手の表情と手元が一画面に表示され、常にゲームの進行状況が見えるようになっている
イタリアのPhilip Tarpini選手が優勝を果たした。観客席に向かって笑顔を見せる
表彰式の様子。川島プロデューサーからTOP8の選手にメダルが手渡された
優勝したPhilip Tarpini選手の手にはトロフィーが。特別なチャンピオンカードが輝いている
「ドラゴンボール レジェンズ」は、この日だけの特別な大会を開催。その名も「SPECIAL PICK TOURNAMENT」だ。
ランダムに選ばれる3体のキャラクターの中から「自分が使用したいキャラクター」と「相手に使用させたいキャラクター」を交互に選び、お互いのパーティを組んでいく。自分の意志だけでパーティを組むことができないという、おそらく誰も経験したことのない「ドラゴンボール レジェンズ」の戦いが始まる……。
このスペシャルピックルールのもと勝ち上がるには、自分が使い慣れているキャラクターだけでなく、幅広いキャラクターに対する知識が求められるぞ。
決勝戦を戦うKurootoki選手(画面左)とKid joe yt選手(同右)。ランダムに選ばれる3体のキャラクターを見て、二人とも頭を悩ませていた
落ち着いたプレーを見せたKid joe yt選手
勝利を掴んだのはKid joe yt選手!対戦相手のKurootoki選手は拍手でたたえていたぞ
表彰式では、TOP8の選手たちにプロデューサーのTOSHIからメダルが手渡された。TOSHIは選手一人ひとりと熱い握手を交わしていたぞ
優勝を果たしたKid joe yt選手には、メダルと優勝トロフィーが贈られた
表彰式の最後には、TOSHIからスペシャルなお知らせが。新たなULTRAキャラクター「超サイヤ人ロゼ ゴクウブラック」が発表されたぞ!
ULTRA「超サイヤ人ロゼ ゴクウブラック」
「特別な機会なので、すべての『ドラゴンボール レジェンズ』ファンのために(新情報を)用意してきた」と、サプライズで新キャラクターの映像を公開
関連記事:「ドラゴンボール レジェンズ」ULTRA「超サイヤ人ロゼ ゴクウブラック」新登場!! 「春一番! レジェンズ満喫キャンペーン」がスタート
気になる性能等は「ゆるレジェ」をチェック しよう!!
ステージ以外にも、会場限定コンテンツが盛りだくさん!現地の様子を紹介していくぞ!!
「DRAGON BALL SUPER CARD GAME」のカード展示。1,300枚のカードが並ぶ
オンラインアリーナのアプリでチェックインをすると、通り名「ラスベガスの超戦士」が入手できる
『ドラゴンボール』ゲームの歴史をまとめたボード
ボードの前には、アメリカで人気だった「Dragon Ball Z:Budokai」と「Dragon Ball Z:Budokai Tenkaichi」(ともにPlayStation2)の試遊スペースが。懐かしの『ドラゴンボール』ゲームを実際に遊ぶことができる
「ドラゴンボール ザ ブレイカーズ」の試遊エリア
各社より発売された『ドラゴンボール』フィギュアの展示ブース
「ドラゴンボールZ」のフィギュア9体が展示されたフォトスポット
「ドラゴンボール超」のフォトスポット。新規フィギュア3体を含む6体が展示された
会場限定のVRコンテンツ体験コーナー。孫悟飯となってセルゲームを追体験!悟空と親子かめはめ波も撃てる!
指定のブースでもらえるタグを集めると、ポスターと交換できる
ステージプログラムの様子はアーカイブ動画で観ることができるぞ!
『ドラゴンボールゲームスバトルアワー2023』公式サイト
https://dbgbh.bn-ent.net/
『ドラゴンボールゲームスバトルアワー2023』公式Twitterアカウント
日本語Twitter: @db_eventpj_jp
英語Twitter: @db_eventpj
©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
©Bandai Namco Entertainment Inc.
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