2022.10.20
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ホロライブプロダクションが運営する、女性バーチャルYouTuberグループ「ホロライブ」。姫森ルーナさんは、その4期生として2020年1月にデビューしました。
お菓子の国のお姫様である姫森ルーナさんは、ドラゴンボールに夢中なのだそう。日頃の配信活動やSNSの発信からも、ドラゴンボール愛が伝わってきます。
ドラゴンボールのどんな所が、彼女の心をつかみ続けているのでしょうか。好きなキャラクターや好きなシーン、そしてルーナさんが特に大好きという映画作品の楽しみ方など、余すことなく語っていただきました。
※取材はリモートで実施しました。
——今日はよろしくお願いします。
ルーナ:大好きなドラゴンボールについてのインタビュー、とても楽しみでした! 今日は話し方も大人モードに切り替えて、頑張ります。
——ルーナさんはアニメがきっかけでドラゴンボールにハマったとのこと。早速ですが、そのときのことを教えてください。
ルーナ:テレビアニメの再放送か何かで人造人間編を見て、トランクスが格好良かったんです……。最初はそれがきっかけでハマって、DVDを借りて一気に見ていきました。
今もアニメは見返しますが、特に映画が大好きです。「ドラゴンボールZ 神と神」ぐらいからは、全部映画館で見ていると思います。
——ルーナさんは、ドラゴンボールのどんな所に魅力を感じて楽しんでいますか?
ルーナ:キャラクターの個性が強くて、一人ひとり心に残るんですよね。あとはストーリーがわかりやすいところ。声優さんの演技も大好きです。戦闘シーンなど、大御所声優さんが迫力のある演技をしているのを見ると本当に痺れます!
そして、ちょっとマニアックな見方になってしまうかもしれませんが、キャラクターの関係性を追うのが楽しいんです。ピッコロさんと悟飯ちゃんの師弟関係とか、悟空とベジータ様の関係の変化とか、ベジータ様とブルマの夫婦とか、ベジータ様とトランクスとの親子愛とか……ベジータ様ばっかりになっちゃいますね(笑)。
ドラゴンボールってバトルがかっこいい漫画ですけど、たまに家族や友情の関係性が垣間見えて、たまらない気持ちになるんですよ。
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——キャラクター一人ひとりの個性が際立っているからこそ、組み合わせごとにさまざまなドラマが生まれるのかもしれませんね。改めて、ルーナさんが今一番好きなキャラクターは誰ですか?
ルーナ:一番大好きなのはやっぱりベジータ様です。ベジータ様ってみなさんご存じの通り、最初はすごく悪人だったじゃないですか。でも私は人造人間編から入ったから、ドラゴンボール改を全部見たとき「こんなに悪者だったの!?」って衝撃だったんです。
ルーナ:でもその後に性格や言動が少しずつ変わっていって。最終的に魔人ブウ編では、トランクスに「ママを大切にしろよ」と伝えて1人でブウに挑みにいく。あそこでもう、「ああ、ベジータ様はこんなに変わったんだ……」ってしみじみしてしまいました。
——冒頭からじゃなく人造人間編から入ったからこそ、初期のベジータが新鮮に見えたんですね。ルーナさんの好きなシーンについても教えてください。
ルーナ:映画なんですけど、「ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない」で悟飯ちゃんと悟天ちゃんとトランクスがブロリーと闘っているときに、ブロリーが強すぎて悟飯ちゃんと悟天ちゃんがピンチになるシーンがあるんです。
そこに、死んでいるはずの悟空が駆けつけて3人で一緒にかめはめ波をするところは、もう、「うわーっ」て感じで。「 やっぱり悟空なんだな、悟空がいなきゃダメなんだ」と思って、グッと来ました。
——3人でのかめはめ波、熱い展開でしたよね。ルーナさんはまねしたことのある技はありますか?
ルーナ:舞空術は、いつかできるようになるんだと思ってましたね。悟飯ちゃんがビーデルさんに舞空術を教えるシーンがあるじゃないですか。あれを見て頑張ってみたんですけど、飛べなくて、残念な気持ちになったことがあります……。
——とても微笑ましいエピソードです……! ちなみに、ルーナさんがドラゴンボールの作品にキャラクターとして登場するとしたら、どんな形で登場したいですか?
ルーナ:えー! 難しい。もしなれるならカリン様の弟子になって、塔の上からみんなをずっと見ていたいですね。戦闘に加わるタイプのキャラクターではないだろうなと思います。
——それこそ、ベジータやピッコロたちが闘っているのを見ながら「悟空早く来てくれ、間に合ってくれ」と願うような。
ルーナ:自分がいることで世界観やストーリーが変わってしまったら嫌なので、遠くからそっと見守っていたいです。……いや、やっぱりダメですね(笑)。ドラゴンボールはファンとして見ていたいです!
——「春マン!! 2022」(※)でルーナさんはドラゴンボールを挙げ、悟空のことを「ナンバーワンヒーロー」と表現していました。改めて、ルーナさんが思う悟空の魅力を教えていただけますか?
※集英社が開催した、春を彩るマンガの祭典。「ホロライブプロダクション」とのコラボ企画で、ルーナさんを含む所属タレント35名による「この春に読んでほしいオススメマンガ3選」が紹介された。
ルーナ:悟空はいつも明るくて、「何とかなる」って考えているのが好きな所です。ベジータ様や他の人は落ち込むことがあるんですけど、悟空は「ダメかも」という状況でもあんまりダメじゃなさそう。戦闘も強いけど、それ以上に精神面が強いというか。私自身、ときどき落ち込んだり悩んだりすることがあるから、悟空の明るさに惹かれる部分はありますね。
——改めてルーナさんにとって、「ヒーロー」とはどんな存在でしょうか?
ルーナ:やっぱり安心感をくれる存在でしょうか。どんなにやばい状態でも「この人が来たからもう安心だ」って思える。そういう存在がヒーローかなって思います。
ルーナ:「ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」で、みんながやられているなかで悟空が超サイヤ人3になって、「オレがやらなきゃ誰がやる!」って立ち向かうシーンがあるんです。他のキャラたちが倒れちゃったとき、最後に立っているのもやっぱり悟空なんだよなあって思います。
——ありがとうございます。悟空の他に、「このキャラクターも実は隠れたヒーローだよね」と思うキャラクターはいますか?
ルーナ:バーダックさんですね。惑星ベジータやみんなの運命を変えようとたった1人でフリーザと闘った所は胸を打たれました。さっき話したヒーロー像に該当するかわからないですけど、バーダックさんも好きです。
——ナンバーワンヒーローとして悟空がいて、影のヒーローとして父親のバーダックの名前が挙がるのはエモいですね。
ルーナ:そうですね……。バーダックさんのエピソードは物悲しいというか、いわゆるハッピーエンドではないんですよ。だからこそすごく好きなんです。
——ルーナさんは、映画最新作「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」も見に行かれたとのこと。ぜひ、感想をお聞かせください。
ルーナ:これまで悟空がメインの映画が多かった中、今回はピッコロさんや悟飯ちゃんがメインで、「どういう物語になるんだろう」と思いながら見ていました。昔悟飯ちゃんに修業をつけていたような感じで、ピッコロさんがパンちゃんの修業をしているシーンが微笑ましくて、「親子で引き継がれてるなあ」って思いましたね。
あとは久しぶりに、大人の悟飯ちゃんががっつり闘っているのを見られてうれしかったです。バトルシーンがすごくかっこよくて、実は2回映画館へ見に行きました。でも今回の映画で一番好きだったのは、ガンマ2号だなあ。
——今作で初めて登場した、人造人間コンビのうちの1人ですね。
ルーナ:人造人間といっても17号や18号とはまた違う感じで、「なんだこのキャラたちは……?」って思いながら見てたんですけど、実際はすごく優しくて、正義感あふれるキャラで。特に命をかけてみんなを助けてくれたガンマ2号は、「かっこいい……!」と思いました。
あとはピッコロさんが大活躍でしたね。面倒見の良さがすごく出ていて、人の頼みを断れなかったり、大量のぬいぐるみを受け取っちゃったり、思わずくすっと笑いそうになるシーンもありつつ。ピッコロさんは漫画でもそうですが、ストーリーが進むにつれてどんどんキャラが変わってきていて、「こんなキャラだったっけ!?」っていうときがあって面白いなと思います。
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——「ドラゴンボールZ 神と神」以降は全て映画館に見に行ったとのことでしたが、ドラゴンボールの映画を、自宅ではなく映画館で見る醍醐味はどんな所にあると思いますか?
ルーナ:家のテレビよりもはるかに大きいスクリーンで見ると、やっぱりバトルシーンの迫力がすごいんですよね。それと私は、「どんな人たちがドラゴンボールを見に来てるんだろう」ってまわりをチラチラ見るんです。家で見るのもいいけど、映画館に行くと「ドラゴンボールを好きな仲間がこんなにいるんだ」ってうれしくなります。
普段の配信活動でもドラゴンボールの話をすることがあるんですけど、視聴者さんと好きなシーンや感動したシーンを共有できて楽しいです。「あのシーンってこういうことかな?」みたいにコメントしてくれて、「なるほど!そんな見方もあるのか」って考えるきっかけももらっています。
——視聴者さんの中には、それこそ原作をリアルタイムで追っていた方も多そうですよね。
ルーナ:確かに、すごく詳しい人もいますね。暗記してるのかわからないですけど、いろんなセリフがさらっと出てきて、逆に私が教えてもらうこともあります。ドラゴンボールは名セリフが多いので、私もつい配信中に「はじけてまざれっ」とか「きたねえ花火だ」とか言っちゃうんです。
——い、意外なチョイスです……! 今や性別・年代関係なく愛されるドラゴンボールですが、改めて「女の子もハマるポイント」を教えてください。
ルーナ:自分は「トランクスの見た目がかっこいい」という動機で入ったわけですけど、ちゃんとじっくり見てキャラクターそれぞれの性格を知ってから、キャラクター間の関係性に魅力を感じることがたくさんありました。
たとえば新作の映画だけ見ると、ピッコロさんって他のキャラに対してすごく面倒見の良いキャラに見えるかもしれないですけど、昔のピッコロさんは全然違っていて。だからこそ今作を見たときに、「ピッコロさんどうした!?」ってツッコみたくなるんですよね。
そんなふうにキャラクター一人ひとりの人柄に深みと幅があって、新作を追うごとに新しい一面を見ることができる作品なので、たくさんの人に知ってもらいたいです。
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姫森ルーナさん:お菓子の国のお姫様。甘えんぼで人懐っこいがわがままを言ってたびたび執事に怒られている。月のアクセは、異世界の国のマークらしい?
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取材・文:ヒガキユウカ
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