2022.09.01
2022年8月6日〜8日(現地時間8月5日〜7日)、アメリカ・ラスベガスにて世界最大規模の格闘ゲーム大会「Evolution Championship Series(通称、EVO)」が行われた。3年ぶりにオフラインでの開催となった今年、会場は大いに盛り上がったぞ!「ドラゴンボール ファイターズ」でどんな試合が行われたのか、大会の様子をお届けしよう!!
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から中止に、2021年はオンラインでの開催となった世界最大規模の格闘ゲーム大会「EVO」。今年は3年ぶりに現地でのオフライン開催となり、会場は熱気に溢れていた。
「ドラゴンボール ファイターズ」は、2018年の発売年からEVOのメイン種目のひとつに採用されている。さまざまな激闘が繰り広げられてきたが、そんな「ドラゴンボール ファイターズ」のEVOの舞台に、新たな風が巻き起こっている。
TOP8の選手たち。2022年7月に開催された「DRAGON BALL FighterZ WORLD CHAMPIONSHIP WORLD FINALS」で一度も負けることなく優勝したフランスのWawa選手をはじめ、ワールドチャンピオンシップで各国の代表を勝ち取った面々が並ぶ。
今回のEVO2022は、新シーズンのワールドツアーである「ドラゴンボール ファイターズワールドツアー 2022-2023」における最初の予選大会であり、すべての予選大会の中で最も獲得ポイントが高い【POWER+】イベントに該当する。
つまり、EVOでの上位入賞者はワールドツアーの決勝出場へ一気に近づくことができるという、世界最強を目指す選手たちにとって極めて重要な大会だ。
TOP8の試合を観戦する前に、 EVOの大会ルールを簡単におさらいしておきたい。
EVOでは、2回負けると敗退となる「ダブルエリミネーション方式」が採用されている。言い換えると、一度負けても敗者復活のチャンスがある。
ただし、敗者側のトーナメント(Losers)を勝ち上がるには、勝者側(Winners)よりも多くの試合で勝利しなければならない。集中力が必要な格闘ゲームでは試合数がかさむほど体力を消費するので、敗者側のトーナメントはより厳しい戦いになるわけだ。
TOP8のトーナメント表。勝者側(Winners)で一度負けたとしても、敗者側(Losers)で勝ち続ければ決勝に進むことができる。
「ドラゴンボール ファイターズ」は3対3のチーム戦。控えのキャラクターもアシスト攻撃でバトルに参加できるため、とにかくダウンを取られないことが重要だ。また、一時的にさまざまなパワーアップ効果が得られる「Sparking!」は、試合中に一度だけ発動させることができるぞ。
先にダウンを取るのはどちらか。
いつ「Sparking!」を発動するのか。
この二点に注目しながら試合を観戦していきたい。
まずは勝者側トーナメント(Winners)から。注目したのは、フランスのWawa選手 vs Yasha選手だ。
Wawa選手が「ドラゴンボール ファイターズ」のシーンで頭角を現すまで、フランス最強プレイヤーといえばYasha選手が有名だった。二人とも直近の世界大会で好成績をおさめており、今大会の優勝候補といっていいだろう。
Wawa選手
Yasha選手
Wawa選手(Red Team)とYasha選手(Blue Team)のチーム編成。今回のTOP8で人造人間17号を使用しているのはYasha選手のみ。17号のアシスト攻撃を存分に活かした戦い方が特徴だ。一方のWawa選手はさまざまなキャラクターを使用するプレイスタイルだったが、最近はチーム編成を固定し、安定した強さを見せている。
2本先取の試合で0-1とリーチをかけたYasha選手。17号のアシスト攻撃を繰り出しながら、2本目も先にダウンを奪う。
Wawa選手のベジットブルー(ベジット(SSGSS))が、Yasha選手のゴジータブルー(ゴジータ(SSGSS))とアシストの17号を巻き込み、あっという間に二体をダウンさせたことで形勢は逆転。開始わずか1分でめまぐるしく状況が変わっていくぞ。
ベジットブルーのみになったYasha選手は「Sparking!」を発動させて反撃。お互い体力ゲージがぎりぎりの中、激闘を制したのはYasha選手だった。
健闘を讃え合うYasha選手(写真左)とWawa選手(同右)
「ドラゴンボール ファイターズ」を生んだ日本からは、フェンリっち選手が参戦している。フェンリっち選手はこれまでもEVOやワールドチャンピオンシップで上位に入賞し続けている、コンボを得意とするプレイヤーだ。
フェンリっち選手
序盤から「Sparking!」を使い、ダウンを奪うフェンリっち選手。1試合目はアメリカのZane選手に0-2で勝利した。
続く2試合目では、開始40秒で二体ダウンを奪う!しかしその直後、今度は対戦相手のKayne選手から猛攻撃を受け、フェンリっち選手側も二体ダウン。逆転を許してしまった。優勢・劣勢が一瞬で入れ替わる展開の速さも「ドラゴンボール ファイターズ」の見どころの一つだ。
いよいよ最終決戦!グランドファイナルに進んだのは、アメリカのNitro選手と、敗者トーナメントを勝ち抜いたフランスのWawa選手。
Nitro選手は、ウィナーズファイナルを0-2から巻き返して勝利しているぞ。
試合に臨むNitro選手。開催国のアメリカ出身であるNitro選手が決勝に残っていることもあり、夜中の1時を過ぎているというのに会場の熱気は最高潮に。
グランドファイナルは3本先取。まずはNitro選手が人造人間21号(白衣)、孫悟空(SSGSS)、人造人間21号のチームで0-2とリーチをかける!
追い込まれてからのWawa選手は、孫悟飯(青年期)の超必殺技「力の解放」(Lvが上がるごとに技が強化されたりコンボが変化したりとパワーアップ。最大はLv7)を活かして0-2から3-2へと持ち込みリセット。
ラストバトルをWawa選手は力を解放させた孫悟飯(青年期)で戦い抜き、「魔閃光」でフィニッシュ!3-1でEVO優勝というビッグタイトルを掴み取った。
優勝を決めたWawa選手を、同じフランス出身のYasha選手が祝福。
試合後に行われた表彰式。上位3名には黄金に輝くアーケードコントローラーが贈られた。結果は3位がフランスのYasha選手(写真左)、2位がアメリカのNitro選手(同中央)、優勝はフランスのWawa選手(同右)だった。引き続き「ドラゴンボール ファイターズワールドツアー 2022-2023」での活躍が楽しみだ。
表彰式の後、広木プロデューサーより「ロールバック方式」に対応した次世代機版の開発を決定したと発表があった。かねてから熱望されていたロールバック方式が導入されるとあって、この発表に会場は大盛り上がり!
ロールバック方式とは、オンライン対戦の際に、ボタンを押してから画面上でキャラクターが動くまでのラグを軽減する通信方式のこと。これにより、さらにオンライン対戦が快適になることが期待できるぞ。
最新情報は『ドラゴンボール』家庭用ゲーム公式のTwitterアカウント( @dbgame_official)で告知予定だ。楽しみに待とう!
大会エントリーサイト「DRAGON BALL FighterZ Esports Tournament Portal」がオープン!
参加方法や予選「TENKAICHI」イベントの主催の方法など、詳細は下記URLをチェック!!
©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
©Bandai Namco Entertainment Inc.
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