『ドラゴンボール』に登場する単語のなかから、Coolな漢字を紹介する連載シリーズ。今回は悟空たちのさまざまな願いを叶え、タイトルを象徴する存在でもある神秘的な生き物に注目！　どんな漢字が使われているか、さっそくチェックしましょう！

【漢字の読み】しぇん　ろん
【作中での意味】
ドラゴンボールを7つ集め、合言葉を唱えることで出現する龍です。孫悟空が生まれる250年以上も前に、地球の神様によって作られました。億万長者になることや、死人を生き返らせることなど、神様の力を超えない範囲でどんな願いも叶えることができ、かつてドラゴンボールを集めた者は、その力で王様になったと言われています。悟空の仲間たちを生き返らせるほか、消滅寸前のナメック星から人々を瞬間移動させたり、人造人間17号・18号の爆破装置を取り除いたりといった、たくさんの願いを叶えました。ちなみに「Shen Ron」は作中の特殊な読み方であり、日本語としての発音は「Shin Ryu」です。

それでは漢字の意味と書き順を見ていきましょう。
使われている漢字は下記の2文字です。

●各文字の意味と書き順　※出典：イミダス（集英社）

読み：shin、jin、kami、kan、kou
意味：信仰の対象。超人的・神秘的なもの・こと。

読み：ryu、tatsu
意味：海や沼などに住むという想像上の動物。たつ。恐竜。
<Cool Point!>
『ドラゴンボール』のタイトルに含まれている「ドラゴン」をあらわす文字です。日本のボードゲームである将棋では、もっとも強いとされている飛車という駒の裏面にもこの文字が使われています。龍は強大なイメージがあるため、強さの象徴として使われることが多い文字です。

いかがだったでしょうか。とても難しい漢字ですが、『ドラゴンボール』を代表する文字でもあるので、ぜひ覚えてみてほしい漢字のひとつです。

それでは、次回もお楽しみに！