『ドラゴンボール』連載当時の週刊少年ジャンプの誌面を眺めながら、かつての感動と興奮を振り返る月イチ連載コラム「月刊ドラゴンボールレポート」。
第2回目はレッドリボン軍とのドラゴンボール争奪戦から第22回天下一武道会までを、誌面のページをめくるようにドキドキしながら振り返ってみましょう。

週刊少年ジャンプ1986年5号〜1987年37号 孫悟空少年期の冒険（後半）

じいちゃんの形見の四星球を探しに再び大冒険へと旅立った悟空。
新たな旅立ちとなる1986年の5号は、お年玉ステッカーにフルカラー描き下ろしカレンダーの綴込み付録まで登場！

センターカラーで新たな冒険のスタートをさらに盛り上げます！

レッドリボン軍とは一体何者なのか…!? 　新たな闘いの予感に期待が膨らむ中、続く7号は表紙＆巻頭カラー！
扉でいきなりマッスルタワーと悪者感全開のホワイト将軍が登場し、ワクワクが止まりません。

天下一武道会とはまた違った、次々と新たな敵が現れる白熱の展開！
『ドラゴンボール』の人気にさらに火がついた絶好のタイミングで、ついにTVアニメ化が決定しました！
TVアニメ化が発表された12号は表紙からポスター、巻頭カラーまで怒涛の『ドラゴンボール』ラッシュ！

カラーの記事でTVアニメの特集が掲載されました。

その人気ぶりを証明するかのように、23号の第3回「キャッチフレーズグランプリ」は『ドラゴンボール』が大賞に決定！

ブルー将軍を追って悟空がペンギン村を訪れたエピソードは、なんと15ページフルカラーで描かれました！

週刊少年ジャンプの420万部達成特大号の表紙には、ジャンプの勢いを象徴するかのように元気たっぷりな悟空が登場！

41号では『ドラゴンボール』のTVゲーム『ドラゴンボール 神龍の謎』と『ドラゴン大秘境』の詳細が公開され、大きな話題となりました。

本編では巻頭カラーでついに悟空がレッドリボン軍の総本部に突撃！
『ドラゴンボール』の勢いはさらに加速します。

46号は表紙から悟空の快進撃！
悟空が見事、レッドリボン軍の野望を打ち砕きました!!

残る1つのドラゴンボールのありかも気になりますが、「ほしいっ！と誰もが絶叫!!　スポーツウォッチプレゼント」も気になる！
今見てもほしいっ！ ほしすぎる!!

51号ではなんとなんと、ついに劇場版アニメ化が決定！
『ドラゴンボール　神龍の伝説』の特集がカラーで3ページにわたって掲載されました。

1987年の5号には、2年連続で『ドラゴンボール』のフルカラー描き下ろしカレンダーが登場！
丁寧に丁寧に切り取って頑丈なクリアファイルに入れて飾っていた記憶が甦ります。
毎月入れ替えるのがもう楽しみで楽しみで！

続く5号にはなんと4ページにわたって『ドラゴンボール』グッズのプレゼント企画が！
ソフビ人形や文房具、如意棒のおもちゃ…即席麺みたいな袋に入ったプラモデル「カンタンメン」などなど、眺めているだけでワクワクしてくる楽しいグッズがいっぱい！

さらに巻頭カラーで悟空と孫悟飯じいちゃんの熱い闘いが繰り広げられて、もうテンション上がりまくりです！

そしてついに『ドラゴンボール』は連載2周年に突入!!
筋斗雲で元気いっぱいに空を駆ける悟空が表紙を飾りました。

「連載2周年記念！悟空爆発!!巻頭カラー」と題して、扉は豪華綴込み付録ポスター！
名場面ダイジェストとともに、読者に神龍への願いを募集する企画も登場しました。

14、15号は2号連続で綴込み付録シール付き！
貼れば願いが叶うということで「元気になる（悟空シール）」など、キャラクターごとにご利益が設定されています。
切手タイプの水で貼るシールなのですが、もったいなくて切り取れなかった！

21号は表紙からパレード風でお祭り騒ぎ！
第22回天下一武道会の本選出場者たちが大集合したポスターが登場し、
巻頭カラーではクリリンのかめはめ波と餃子のどどん波がぶつかり合う!!

悟空とクリリンの初対決に注目が集まる26号は表紙にも2人のバトルが描かれ、
第4回「キャッチフレーズグランプリ」は前回に引き続き『ドラゴンボール』が連覇を達成!!

ついに天下一武道会が決勝戦に突入した30号では、悟空と天津飯の手に汗握る闘いが巻頭カラーで迫力満点に描かれました。

そしてなんと第2弾となる劇場版アニメ『魔神嬢のねむり姫』の公開が決定し、特集記事が掲載！
天下一武道会の盛り上がりも相まって、『ドラゴンボール』人気はとどまることを知らぬ勢いです。

悟空と天津飯の決勝戦は天津飯の決死の気功砲で武舞台が吹き飛ぶ驚きの事態に!!

激しい空中戦の末、ともに場外へ落ちて行く悟空と天津飯。先に落ちるのはどっち…!?

あと一歩のところで悟空が先に落ちてしまい場外負けとなり、またしても優勝を逃してしまいました。

次の天下一武道会と新たな冒険に期待が膨らんだその矢先！
な…なんとクリリンが何者かに殺されてしまいます!!

扉のハッピーな雰囲気からは想像もできない、ジャンプを持つ手が震える驚きの展開！
誰がなんでどうしてクリリンを!?
気になりすぎる次回を、週刊少年ジャンプの発売日を待つような気持ちでお待ちください。